こちらの記事を読ませてもらい、かつて私がショートステイで勤務していた頃を思い出し、懐かしい気持ちになりました。
懐かしい気持ちにはなりましたが、また戻りたいとは思いません。ショートステイでは思い出したくない思い出も一杯あるのです。
その代表が送迎です。
行った事の無い利用者宅へ、出かける時の心細さったら言い表しようもありません。
大体2、3人のお宅を周ってから帰設しますから、タイムスケジュール的にも遅れるわけにはいきません。
ですから、1件目が初めて行くお宅の場合にもし、道に迷うような事があれば大変です。その後の迎えの時間が全て狂って来ますから。
知らないお宅に行く場合には念入りな事前準備が不可欠です。事務所の地図で場所を確認し、時にはコピーを持って行きます。
ですから送迎の地図は全て先駆者からの情報と己の脳内にある地理で補う他無かったのです。
ハイエースで細い路地に入り込んでしまい、バックも出来ず立ち往生してしまい焦ったなんて事良くあります。
しかも、そういう時に限って、なぜか車内にいる利用者が不穏になったりするんです。これで冷静にいられるわけがありません。パニックです。
私は下記の3つのパターンが特に苦手でした。
- 団地のような似た建物が並んでいる地域
- 細い路地
- 急な坂道
そういえば、数年前にノロウィルスが爆発的に流行った事を覚えていますか?
ノロウィルスという名前すらまだ浸透していないそんな時、私の働いていたショートステイでも爆発的に流行ました。
流行の兆しが少し出てきた頃、それまで全然元気だった利用者を自宅まで車で送っていた時に事件が起きました。
まさかのいきなりの嘔吐!
運転中の私はなすすべがありませんでした。車を停めて出来る限りの処置や車内の掃除をしましたが、手袋なんか常備していませんでしたし、当時感染対策なども不十分でしたから、数日後私は完全に感染しました。
ショートステイはネタの宝庫です。毎日違う利用者がやって来るのです。落ち着く暇などありません。新規の利用者などの事前情報なんて、あってないようなものですから、ぶっつけ本番、やってみなけりゃわからないがモットーでした。
ああ、ネタが書ききれない...という事でまた思い出した時に続きを書きますね。
![]() |
車内用吊り革 ピンク×ホワイト つり革 吊り輪 つり輪 吊り下げグリップ バン・トラック・福祉車両・介護車両・タクシー・送迎バスなど 新品価格 |