相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

暴力行為には笑顔で対応

先日、キレやすい認知症の利用者からパンチ、キックの暴力行為を受ける事がありました。その方は以前から怒りっぽい性格でしたからいずれそのような行為に出るだろうとは予測はされていました。

 

私いつも事務所にいるのですが、たまたま現場で打ち合わせをしていまして、その場面に遭遇したというわけです。その利用者は男性で、独歩ですからいくら認知症だといっても女性の介護士、また他の利用者からしたら恐怖でしょう。たまたま居合わせた男の私が止めるしか無い状態でした(^_^;)

 

 

 

ではここで、誰かれ構わず暴力行為に及んでしまう独歩の認知症の方への対応策を箇条書きで記します。

 

  • ニコニコ笑顔で対応

 これは基本ですが、相手が怒り狂っていますから少々滑稽なんですよね。ただ、逆にこちらが不安な表情で対応しても何の意味もありませんし相手も不安になりますからこれは実践しましょう。

 

  • 可能であれば隔離

 出来るのであれば隔離させていただきたいところです。周りの利用者にも危害を加える可能性がありますし、不穏が伝染する可能性も高いですから。独歩の方の場合は、拒否があるとそれも難しいので、上手に誰も居ないところへ誘導出来れば良いですね。

 

  • 優しい口調で対応

 これも難しいんですけどね。相手が大声で叫んでいたりすると全く聞こえませんから(^_^;)ただ、表情は見えていますので、優しい口調だなという雰囲気は伝わります。それで充分でしょう。

 

  • 暴力行為は受け流す

 対応する職員によって変わるところです。女性職員しかいない場合は真っ向から行かず、他の利用者を居室に戻す事に徹した方が良いかもしれません。男性職員の場合は、すべての攻撃は受け流しましょう(反撃してはダメです)。あと、決して言葉では言うのでは無く『あなたの攻撃は全然きいていませんよ』という余裕感を持った対応が有効です。察しのいい利用者の場合、諦めてくれる可能性もありますから。

 

  • 転倒に注意

 独歩の方に限りますが、いくら怒り狂っていてもやはり利用者は高齢です。足元が一番危険です。キックなんて繰り出された時には、バランスを崩して転倒する可能性も充分に考えられます。ですから、職員は自分の身を守り、他の利用者の身も守り、本人の身も守ってあげる必要があります。三重の苦しみですね(^^)

 

 

今回の場合、運良く上記の対応をすべて行う事が出来ました。が、やはり介護士も人の子です。殴られて痛いですし、イラッとします。もちろん私もイラッとしました(^_^;)しかし、その感情を押し殺してニコニコ笑顔で対応出来たのです。介護士なら当たり前の事をしたまでなのかもしれません。だから誰も褒めてはくれません。ですから、自分で自分を褒めてあげたいと思います\(^o^)/

 

※単純に暴力と言っても様々なタイプがあります。嫌な事をされそれを拒否するという形で出現する暴力や、それまで穏やかだったのに突然何のきっかけもなく暴力が出現する方もいます。前者の方の場合などは職員の対応さえしっかりしていれば、予防する事も可能である場合もあります。ただ、今回の方はどちらかと言えば後者のタイプで以前から精神的なお薬の調整をして対応していました。施設は共同生活の場ですから、申し訳ないですが周りの方へ危害を加える可能性がある方はご法度なのです。また、一番つらいのは本人なのかもしれません。自分の意図しない行動をとっている事も考えられますから。

 

 

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